【即実践】アカウントを乗っ取られた後の復旧マニュアル|警察への相談は必要?

「アカウントが乗っ取られた!」——その瞬間のパニックは計り知れません。しかし、最初の数分間の行動が、被害を最小限に抑えられるかどうかの分かれ道になります。
2026年現在、乗っ取り犯はログイン直後に連絡先を書き換え、あなたを完全に締め出そうとします。このマニュアルでは、今すぐやるべき「復旧の鉄則」と、警察への相談基準をプロの視点でまとめました。
1. パニックを抑えて「まずやるべき3つのこと」
ログインできない、あるいは勝手に操作されていると気づいたら、即座に以下の順で動いてください。
- パスワードリセットを試みる: ログイン画面の「パスワードを忘れた場合」から、自分のメールアドレスや電話番号にリセットリンクが飛ぶか確認。
- 公式復旧専用URLへアクセス: 通常のログイン画面ではなく、各プラットフォームが用意している「乗っ取り専用窓口」へ直接行きます(後述のリンク集参照)。
- 二次被害の防止連絡: 他のSNSや知人への電話で「自分のアカウントからのメッセージは無視して」と至急伝えます。
2. 各プラットフォーム別:公式復旧窓口リンク集
2026年時点での最新・直接アクセス用URLです。これ以外の「個人が運営する復旧代行」などは詐欺の二次被害に遭う可能性があるため、必ず以下の公式サイトを利用してください。
- Instagram:instagram.com/hacked
- (自撮り動画による本人確認が最も確実です)
- Facebook: facebook.com/hacked
- X (旧Twitter): help.x.com/ja/safety-and-security/twitter-account-compromised
- Google / YouTube: g.co/recover
- LINE:LINE公式サイト お問い合わせフォーム
- (「アカウントが盗まれた」というカテゴリーを選択)
3. 警察への相談は必要?基準と準備するもの
「アカウントが乗っ取られただけで警察は動いてくれるの?」という疑問への答えは、「実害の内容による」です。
警察に相談すべきケース
- 金銭的被害が発生した: 登録カードで買い物をされた、勝手に送金された場合。
- 他者へのなりすまし詐欺: あなたの名義で他人に金銭を要求するメッセージが送られた場合。
- 名誉毀損・脅迫: あなたの個人情報やプライベートな写真をバラまくと脅されている場合。
相談先と準備
- 相談先: 警察相談専用電話 「#9110」 または各都道府県のサイバー犯罪相談窓口。
- 準備するもの(証拠):
- 不審なログイン通知メールのスクリーンショット
- 勝手に行われた投稿やDMの画面
- 犯人から届いた脅迫文や、変更された後のプロフィール画面
4. 決済被害・二次被害を止める
アカウント復旧と並行して、以下の「止める」作業を優先してください。
- クレジットカードの利用停止: アカウントにカードを登録している場合、カード会社へ電話し「SNS乗っ取りによる不正利用の恐れ」を伝えてカードを止めてください。
- 同じパスワードを使っている他サイトの変更: 芋づる式に乗っ取られるのを防ぐため、同じパスワードを使っている銀行、Amazon、他のSNSのパスワードをすべて変更してください。
5. 無事に復旧できた後の「再発防止」
アカウントを取り戻せたら、二度と地獄を見ないために設定をアップデートしましょう。
- パスキー(Passkeys)の登録: 2026年において最強の防御策です。
- バックアップコードの再発行: 以前のコードは犯人が知っている可能性があるため、必ず新しく発行し直してください。
🚨 注意:復旧を謳う「DM」はすべて詐欺です XやInstagramで「私はこの人に頼んで復旧してもらいました!」というリプライがつくことがありますが、これらは100%詐欺師のサクラです。お金を払ってもアカウントは戻りません。必ず公式の窓口だけを信じてください。
